オゾンによるゴキブリ・ダニ・小バエの繁殖抑制効果
オゾンはゴキブリやダニの繁殖活動に欠かせない※フェロモン(他の個体の反応を誘引する分泌物.)を強力な酸化作用で分解してしまうため、ゴキブリやダニの繁殖を大幅に減らすことが出来ます。
■ゴキブリから放出された、糞中の化学物質(集合フェロモン)をオゾンが分解
・糞中の化学物質の分解で、ゴキブリ同士の情報交換機能を失い生息しづらくなる
・糞中の化学物質の分解で、交尾機能が抑制され、繁殖が出来なくなる
・糞中の化学物質の分解で、集団生活が出来なくなり、既存勢力は抑制される
■死骸を出さずにオゾンはゴキブリを駆除
・ゴキブリはオゾンでは死なず、死骸を室内に出さない
・死骸からの異物混入を未然に防ぐ(特にゴキブリの死骸では、羽根が取れやすく、飛んで異物混入となる危険性が高い)
■残留薬品がオゾンにはない
・薬品薫煙殺虫剤に含まれる物質(ベルメトリン・ジクロルボス・メキサジアゾン・フェノトリン等)は毒性が高く、天井・床・機器具・原料等に残留します。オゾンは 使用後は空気に戻るために全く残留しない。
・ゴキブリに利く薬品でも、他のネズミ害虫等には効果が少なく、それらが薬品に触れて俳諧するため、施設内や機器具類が塗布薬品に汚染される。
・薬品を塗布した通路で仲間のゴキブリに犠牲が出ると、ゴキブリは学習能力により次からはそこを避けて行動するが、オゾンは立体的な衛生管理を可能とするため、室内全域からゴキブリを駆除する。
テスト・キッチンにおける、気相オゾン開始前の害虫状況
番号 |
ゴキブリ |
ハエ |
大型虫 |
合計 |
① |
11 |
0 |
0 |
11 |
② |
3 |
0 |
0 |
3 |
③ |
98 |
0 |
0 |
98 |
④ |
12 |
0 |
0 |
12 |
⑤ |
66 |
3 |
1 |
70 |
⑥ |
1 |
0 |
0 |
1 |
⑦ |
0 |
1 |
0 |
1 |
⑧ |
0 |
5 |
0 |
5 |
⑨ |
0 |
3 |
0 |
3 |
⑩ |
0 |
1 |
0 |
1 |
合計 |
191 |
13 |
1 |
205 |
検査期間 :4日間 〔2010.10.26 17:00~2010.10.30 17:00〕
オゾンガス 設置、20日後 |
テスト・キッチンにおける、気相オゾン開始後の害虫状況
番号 |
ゴキブリ |
ハエ |
大型虫 |
合計 |
① |
1 |
0 |
0 |
1 |
② |
1 |
0 |
0 |
1 |
③ |
27 |
0 |
0 |
27 |
④ |
6 |
0 |
0 |
6 |
⑤ |
5 |
1 |
1 |
7 |
⑥ |
0 |
1 |
0 |
1 |
⑦ |
1 |
0 |
0 |
1 |
⑧ |
0 |
1 |
0 |
1 |
⑨ |
0 |
0 |
0 |
0 |
⑩ |
2 |
0 |
0 |
2 |
合計 |
43 |
3 |
1 |
47 |
検査期間 :4日間 〔2010.11.12 17:00~2010.11.16 17:00〕